まえがき
こんばんわ。
管理人のayumです。
今日は、四国中央市にある「くう食堂」にて
チャイのワークショップとシタールの生演奏に参加してきました
くう食堂ってどんなとこ?
四国中央市の伊予三島駅より1㎞、歩いて15分
ホテルグランフォーレの手前にある
白と水色のコンクリートのかわいい建物が「くう食堂」です。
水色の枠に囲まれたガラスの引き戸を開けると
不思議な空間に迷い込んだ感覚になります。
まるでインド?
創業14年ほどになるそうです。
笑顔のかわいい女性の店主さん「くうさん」が、おひとりで切り盛りしています。
食材は身体に優しい有機野菜や無添加の調味料を使っている
アジアンテイストなお料理がいただけますよ。
どれもを選んでも納得の味で、口に入れた瞬間に身体が喜ぶのがわかります。
家庭ではなかなか味わうことのできないお味
とってもおいしくて満足感たっぷりです。
くう食堂ではランチのほかに
ライブやワークショップ、個展、タロット占いなどたくさんのイベントも定期的に行われています。
さて
今回はチャイのワークショップに参加してきました!
チャイとは?
チャイとは
インド発祥のスパイス入りのミルクティーで正式名は「マサラチャイ」といいます。
チャイの歴史は中国の「茶」から始まっています。
インドでも紅茶用の茶葉が作られましたが、植民地時代には良質な茶葉は
ほとんどイギリスに輸出されていました。
インド内の商品にならない残り葉のかすを、インドの人々がおいしく飲めるように
たくさんのミルクと砂糖、そしてスパイスを入れて煮だしたものが始まりといわれています。
私は大のコーヒー好きですが、初めてチャイを飲んだ時の衝撃は今でも忘れられません。
シナモンの香りが鼻を通り抜け、一口飲むと濃厚なミルクの匂いと甘い香りが身体中にしみわたりました。
なんともいえない、ゆったりまったりした感覚です。
まるでインドに行ったような気分になりました!(行ったことはありませんが…笑)
暑い国のインドのスパイスを効かせた飲み物は、茶葉によって効能も変わってくるそうです。
おもしろいですよね。
インドでは、各家庭によってチャイに入れるスパイスが違うそうです。
シタールを奏でるミナクマリ(minakumari)さんてだれ?
さてさて
今日のチャイの先生です。
とってもキュートな
ミナクマリ(minakumari)さんです。
出身地:岡山県倉敷市生まれ、現在は千葉県在住
職業:シンガーソングライター・シタール演奏者
経歴:アジア・アフリカ語学院品ヒンディー語科卒業
インドに2年間留学し、インドディプラスティー(紅茶)専門学校卒業
インドのコルカタにてシタール奏者:モニラル・ナグ氏師事。
帰国後、CHARA,リップスライム、ハナレグミなどとのセッションに参加
2012年:フランスでコンサートツアーを開催
NHKの朝ドラ「まれ」で2ndアルバム「Rang」中の「I am here」が起用される。
2022年:6枚目となるミニアルバム「Anunaad」が発売
シタールを奏で全国で歌っています。
ミナクマリさんのスイートボイスとインドの古典楽器が融合し
まるでインドな空間が広がり
四国中央市なのに不思議な気分でした。
この不思議な空間は、くう食堂さんの中だからこそ
醸し出せるのかもと思ってしまいました。
ミナクマリさんもくうさんのことが大好きとおっしゃっていました。
くう食堂さんではミナクマリさんのCDも流れていますよ。
ですが
今日は生演奏でした!
シタールという楽器もはじめてで、ヒンディー語を聴くのも初めてで
違う時空に飛んで行ったような感覚でした。
しかも
くうさんの創作料理のランチを食べながらなので
なおさらですよね。
シタールで奏でる音楽とミナクマリさんのスイートボイスで響き渡るヒンディー語
身体中の細胞が喜んだような感覚でした。
後ろの席の方は、涙を流しながら聴いていましたよ。
ミナクマリさん本人も新曲をドラムでたたいてもらって涙が出たと話されていました。
ミナクマリさんスケジュール
4/13:兵庫 神戸・ボナルーカフェ
4/14:兵庫県福崎
4/19:新宿
4/21:飯能
4/22:千葉(残席わずか)
4/28:千葉
チャイのワークショップ
ミナクマリさんがたくさんのスパイスを持ってきてくれていました!
ベースにアッサムか、ノンカフェインにするならルイボスを選びます。
ベース2に対してスパイス1の割合にします。
スパイスは4種類まで。
選ぶスパイスは、その日の体調に合わせたり、匂いを嗅いで直感で選んだりしていいそうです。
効能の一覧表も見せていただきました。
が、私はやっぱり直感で決めました。
マコモ、シナモン、カルダモン、ディル、マローブルー
を選んでみました。
マローブルーは色が3色に変化する不思議な茶葉です。
青色から紫色へと変化→これは熱い温度でいれたものは徐々に濃度が濃くなる
紫色からピンク色へ変化→レモン果汁を垂らすと、アルカリ性から酸性へ傾く
マローブルーの効能
抗酸化作用、疲労回復、老化防止、免疫力を高める、リラクゼーション効果など
いいことづくめですね。
紫色の茶葉がきれいで選んでみましたが、こんな効果があったなんて驚きです!
色の変化を楽しみながら、ゆっくり味わいます。
チャイの味
今回ワークショップで作った茶葉はお持ち帰りです。
ミナクマリさん特製のチャイをいただきました。
有機の豆乳を使って
1杯目は茶葉がよく煮出されていて、渋めでスパイスの香りが強めでした。
2杯目はスパイスの香りはほのかで、渋みもなく飲みやすかったです。
茶葉は2煎目もおいしいので捨てないようにとアドバイスしてもらいました。
くうさんも、2煎目は使ってなかったそうです。
くう特性ランチプレート!
チキン南蛮がかなり濃厚でスパイシー、小夏も甘くて美味しかった~
米粉のロールケーキも付いてましたよ。
ランチ後に
くうさんのチャイも味わいました。
シナモンの効いた優しい甘さの豆乳チャイ
くうさん特製のチュイル付きです。
シタールってどんな楽器?
約700年前に、インドで生まれた弦楽器です。
大きなひょうたんをくり抜いて作った、三味線より大きな弦楽器ですよ。
それぞれ異なった役割を果たす弦が4種類・合計18本張られています。
ミナクマリさんのシタールは弦が36本張ってあり
音と音が共鳴し合うように作られているそうです。
シタールを奏でると
その空間がすぐにインドになります。
その国の伝統的な楽器は、音だけで国を表現できる力をもっているんだなと
深く感心しました。
まとめ
チャイに興味があって、しかもくう食堂で開催されるイベント
わくわくしながら参加しました。
くうさんも、ミナクマリさんも、参加された方も
みなさん優しい雰囲気を漂わせていて
ずっと長居をしたくなるようなひとときでした。
ミナクマリさんにもお会いできて、シタールも聴くことができて
とっても貴重な時間を味わうことができて
しあわせな気持ちになりました。
皆さんも機会があれば
ぜひ、くう食堂に行ってみてください。
そしてミナクマリさんのスイートボイス&シタール演奏を聴いてみてくださいね。
心に響きます。
コメント